復職支援プログラム概要(ある一週間のプログラム例)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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9:00~9:40 | 活動・気分のチェック | ||||
9:40~10:40 | 新聞記事の要約とそれについて意見・感想 | アサーティブなコミュニケーションとは (異なるコミュニケーションスタイルを知り、アサーティブな言い方をロールプレイで試してみる) |
体感・感情を表現する(ボディスキャンし、体感を絵に表現する。感情表現の言葉を知る) | セルフエスティーム (セルフエスティームとは、低いセルフエスティームの問題点、健全なセルフエスティームを得るためには) |
一週間の振り返り週間目標の達成度・来週の週間目標 ワークライフバランスについて 関連する記事の購読 |
10:40~10:50 | 休憩 | ||||
10:50~11:50 | うつの薬物療法 | 問題解決法 問題解決志向型アプローチを試してみる |
CBT:コラム法の記入・発表 | 筋弛緩法・呼吸法 | 「働く上で大事に思うこと」ワークシート記入と発表 |
11:50~12:00 | 終わりの挨拶(ポジティブな出来事) | ||||
12:00~13:00 | 昼食 | ||||
13:00~16:00 | オフィスワーク 業務に必要な技能、知識の習得・再確認を、各参加者が選定して行う 例えばPCの操作練習として、MOS(Microsoft Office Specialist)を受けるための練習、業務に関する情報の収集と処理、関連資料の購読等 |
グループワークの概要
項目 | 内容 | |
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月 | 心理教育 脳トレーニング |
病気(うつ、適応障害、パニック障害など)、薬物療法、回復過程、再発予防、睡眠・食生活・運動とメンタルヘルスなどについて理解を深める 新聞社説・記事の要約、漢字テスト、計算など |
火 | SST | コミュニケーション(アサーション)、問題解決法、タイムマネジメント、情報整理などのスキルを学ぶ |
水 | 心理療法 | 認知行動療法を学び、各参加者の問題を検討する 必要に応じてACT、対人関係療法的アプローチの紹介 |
木 | 心理療法 ストレスマネジメント リラクゼーション |
同 上 ストレスへの多様な対処法を学ぶ 呼吸法、自律訓練法、筋弛緩法など |
金 | キャリア支援 振り返り 自己分析 |
キャリアや復職家庭に関する資料の購読・討論 週間目標・長期目標の設定・達成度のチェック うつになった経緯、要因、再発防止策などについての検討 |
双極性障害をもつ方のためのプログラム(毎木曜13:00~16:00)
復職支援プログラム内の心理教育は主にうつ病の方を対象としております。 このプログラムは、双極性障害について詳しく学ぶためのプログラムです。対人関係療法・社会リズム療法などの役に立つ情報をご紹介します。他の双極性障害を持つ方と経験を共有することもできます。